こんばんは!
あっという間に週半ばが過ぎ、今週も残すところあと3日。
毎日どんどん夏に、いやその前に梅雨に、近づいてきますね!!
さて、本日は今週の体験レッスンの生徒様のお一人について少し。
こちらの生徒様、現在、某大手総合商社にお勤めで、今後海外転勤を見据えて、それまでにしっかりと英語力をあげておきたい、という事で、今回お申込みいただきました。
日本を代表する総合商社。
今は、大学生の希望勤務先に大手商社が軒並みランクインしているようで、色々な時代があってもやっぱりあらゆる商売を知り尽くしている商社は強いですね。
シャープはどうなるのか、また日本の家電メーカーは今後海外勢との競争の中で、どこに進むのか、とても不安な日本人も多いと思いますが、商社はやっぱり強い。ですね。
本日の生徒様はまだまだお若い、これからバリバリのビジネス界に突入、というところで、自分のこれからの険しいキャリアを見据え、とても力強いまなざしを持っていらっしゃいました。
大手総合商社ともなれば、他国の役人や政府機関との交渉というステージも担う大きな仕事。
新人でも早い段階で海外に飛ばされ、そこで語学や現地のビジネスのノウハウを学び、以降の本格的な海外転勤へのトレーニングに入る、というキャリアパスにのっていらっしゃる方、アデュールの生徒様の中にも多くいらっしゃいます。
商社といえば、英語。
そんなイメージは昔からずっとあると思います。ビジネスなら、商社だろ。
といっても良いのでしょうか。
そんなこちらの生徒様、英語力に関しては、勿論大手総合商社に入られるだけあって、既に基礎の部分はしっかりと身につけていらっしゃいます。
ただ、実際に海外での長期滞在経験などもなく、本格的にがっつりと外国人と話した経験はなく、実際に英語のみの環境でずっと話しつづける、という事がどのような感覚なのか、それがまだ分からない、という事でした。
英語で考えて話す、という段階にも入っていないので、まずは、そのレベルに入れるだけの語学力をつけていかなければイメージもくそもないのだろうと。
実際に英語で考え英語で話す、というのは、英語で考えるだけのボキャブラリがないと勿論ダメですよね。
日常英会話の中で100のパターンを常に使いまわす、と仮に考えた場合、10のパターンしか覚えていなければ、間違いなく、言葉にどんどん詰まっていきます。
そしてひねり出しても10なら結局自分の言いたい事をかなりの時間頭の中で「引っ張り出してくる」作業が始まります。
ほんの数秒の話かもしれませんが、この一瞬の間が、日本語を頭の中に呼び込んでくるんですね。
そして日本語→英語、という学生時代に覚えたやり方で、英語の答えをひねり出してしまう。
というのが現実的に多くの英語学習者の方々が最初は経験されている感覚だと思います。
その引っ張り出してくる時間をどこまでなくすか、またどこまで引っ張り出しやすい所に常にストックしておけるか、それが今後の英語学習ではとても大切ですね。
ある程度のレベルになって、80まであれば、80の表現でどうにかこなしてしまう事になりますが、そうなると、最低限のコミュニケーションが成立してしまうだけに120を目指さなくなる、これが中級レベルの方が陥る課題です。
まずは少しづつ、これから力をつけていっていただきたいと思います。
海外駐在については、アデュールの講師で元メガバンク行員として海外駐在した講師による海外駐在に必要な英語の記事がございます。業種は違っても、海外駐在者として共通する部分は多く、学べる点は多いと思います。
本日は以上です。