こんばんは!
明日から4月最後の週末に入りますね。
超大型GWを作っていらっしゃる方は既に、明日からスタートです。
新年度の疲れをいやせるといいですね!
さて、本日は今週の体験レッスンの生徒様のお一人について少し。
こちら生徒様、今回英会話を新しくスタートされようと決められた理由は、日本にいる外国人の方々と楽しく会話ができるようになりたい、というものでした。
まわりに英語を話せる日本人の友人がいらっしゃり、そのお友達の外国人の方々などと一緒にお酒を飲んだり、どこかに出かけたりする機会が頻繁にあるようで、そのような機会をもっと意義あるものにしていきたいという事でした。
東京で街中を歩いていれば、外国人はいくらでも歩いています。
でも、実際に普段の生活の中で、その外国人の方々と関わる事は皆無、という方も多いと思います。
お仕事で外国人と関わる仕事でない限り、普通に生活をしていれば、プライベートではなかなか出会う機会はないと思います。
そういった意味で、本日の生徒様、英語学習という意味では最高の環境にいらっしゃいます。
それをご自身で分かっていらっしゃるものの、どうしても会話がうまく続かず、独学にも限界がある、という事で今回英会話レッスンスタートを決められました。
本日の生徒様の現状の課題は、なんとかゆっくり話してもらえれば、こちらもなんとか単語を並べて意思疎通できるものの、あくまで”最低限”の会話内容に限ってしまう、という事でした。
自己紹介や自分の仕事の事など、お決まりの話題、とでもいいましょうか。
英会話初級の方でも、英会話スクールなどで、先生にまず最初は必ず話すこれらの話題。必然的になんとなく自分の中でパターンもできてきたりするものです。
ただ、本日の生徒様のお話では、一定の部分が過ぎると、それ以上の会話は何を聞いていいか分からない、相手がまったく違う方面の話題を出してきて、どうしても意味が分からない、結局、しばらくしてお互いが、
「・・・・・・・・・・・・・・。」
となってしまう、という事でした。これは本当に悲しい!
もっと話したい、もっと知りたい!でも、話せない。
ご自身でもおっしゃっていましたが、決定的に欠けているのはボキャブラリの部分。
昔から英単語などを覚えるのは苦手だったようで、本当に基本的な言葉もでてこない、という事でした。
英会話の中級レベルの方は、ある程度の単語と、ある程度の言い回し、表現方法をおさえれば、とりあえずどんな話題でも、それらの表現を”使いまわして”会話できる事をご存知です。
それが、理由で逆にそれ以上の成長を求められなくなってしまう、という事が逆に大きな壁になったりするのが中級レベルの方には多いですが、初級レベルの方は、まずは、この”使いまわせる”表現力までたどり着く必要があります。
そこに行かない限りはいつまでたっても、一定のテンポでの会話が形成できないですし、話し相手が、「??????」という顔をさせてしまう事が何度もあると思います。
そういう表情をしてくれればまだいいのですが、意味が分からないから、会話を流そう、という対応をとられたら、これまた悲しいものです。
本日の生徒様は、そういった意味では自分の現在の語学力に対して、外国人がどのように反応するかを身にしみて感じていらっしゃいます。
しっかりとまずは表現力をつけるところから、頑張っていただきたいと思います!
本日は以上です。