こんばんは!
本日はThe Independentの記事からいくつかの英語表現を取り上げて学んでいきます。
※以下要約、並びに英単語、英熟語の解説はあくまで私の見解で書いているものであり、実際に執筆された方々の公式文章ではありません。
~要約~
エストニア男性がこの度、第二次世界大戦の影響もあり69年遅れて図書館に借りた本の返却をしました。
今回返却された本Kulmale Maaleは1944年7月、当時ナチスに占領されていたエストニアのTallinn Central Libraryで貸し出されました。
図書館館員は、この男性が本の返却を申し出たときの様子を、とても申し訳なく思っていらっしゃり延滞金についてひどく動揺していらっしゃったと述べています。この図書館は80代のこの男性が支払うべき£1400の延滞金を免除しました。
こちらの図書館は1944年に空襲によりダメージを受けたものの、閉鎖することはなく館員や近隣住民の避難施設としても利用されました。
~要約終わり~
年配の、という意味ですね。具体的な年齢は指しませんが少しお年を召された感じがしっかりと伝わるのがこの英単語です。lyがついているので副詞かと思いきや形容詞として働いています。
そして、似ている単語にelderがありますが、こちらは単に年長の、年上のという意味で、ある人と比較して年上という意味だけであり、もしかするとその人はまだ5歳だという事も十分ありますが、elderlyには”年配”というニュアンスが必ず含まれます。
has returned
返却したという事ですね。単語をみれば分かるこの英単語もいざ英会話の中で”返却”という漢字にから変換しようとすると意外とすぐに浮かばないものです。
checked out of
本が貸し出されたという意味の表現をこのように表しています。ホテルなどでチェックイン、チェックアウトなんていいますがこれらの表現は普通は自分が主語ですよね。今回は本が主語になる事で受身の形をとっています。
was occupied
このoccupyという英単語は超基礎英単語です。ここでは占領されていたというニュアンスでの使い方ですが、そもそもの動詞の意味は占領という1つの意味に縛られているわけではなく、ある空間、物事を占有するという意味の英単語になります。なのでall the seats are occupied(全ての座席が埋まっていた)という表現では、占領というマイナスなニュアンスはありませんよね。
アウシュビッツの記事でも取り上げています。
works at
~で働いているという表現の定番の表現ですね。atはある地点を指す時に頻繁に用いられる前置詞です。
extremely sorry
I’m sorryはさすがに現代の日本人であれば意味は分かると思います。ただ、英会話の中ではI was sorryという過去形でも使われることが頻繁にあるんですね。この表現はなかなか英会話に慣れ親しんでいない方には馴染みのない表現だと思います。
extremelyは極度にという意味で、娘の決断の記事、チュニジアの緊張の記事、サンフランシスコの裸禁止令の記事、イギリスの彫刻家の記事、NEWSWEEKの決断の記事、兄弟と宝石の記事、サンタの贈り物の記事でも取り上げています。
fine
罰金という意味ですね。I’m fine!のfineではないんですね。同じスペル、発音ですが、全く異なる意味をもつ英単語の1つです。サンフランシスコの裸禁止令の記事、不倫記事でも取り上げています。
in his late 80s
80代後半の男性という意味です。年齢を表現する時に~代という言い方は頻繁に用いられますよね。lateの反対はearlyです。
さらにlateやearlyをつけず単に~代で済ませることもできますね。When I was in my 30s(30代の頃は)です。英会話でしばしば聞かれる表現の1つです。
図書館の貸し出し記録には残っていたんですかね。
本日は以上です。
「エストニアで返却された本の記事から英語を学ぶ」への3件のフィードバック
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